プロフィール

昔から本が好きで、昼休みは図書室に入り浸り、学校から「本をたくさん借りた生徒」として表彰され、家では本の世界に没頭しすぎて急に笑い出し、家族に不気味がられる。そんな子ども時代でした。

小学生から中学生の頃は、探偵ものや冒険ものが大好きで、シャーロック・ホームズや怪盗ルパンシリーズを、授業そっちのけで読んでいました。高校生になってからは歴史小説にはまり、司馬遼太郎や池波正太郎を読み漁る、ちょっと渋めの女子学生でした。浅田次郎や宮部みゆきも、この頃よく読んでいた記憶があります。

もう1つ、学生の頃から好きだったのが、英語の勉強。高校生の時には、スペイン人の女の子と英語で文通をしていました。「英語を通じて、外の広い世界と繋がれる」そんなことを、漠然と感じていたような気がします。

大学を卒業してからの数年間は、日本で会社員をしていました。でも「いつか海外で働きたい」という夢を捨てきれず、会社員を辞めて、アジアでボランティアをしたり、イギリスの大学院に進学したりといった経験を経て、現在は海外駐在員として働いています。

洋書を読むという夢

本も英語も大好きな私にとって、英語で原作を読むというのは、長年の夢でした。
とはいえ、英語の本を読めるようになるまでの道のりは、予想以上にハード。挑戦しては途中で投げだし、投げ出してはまた挑戦し、の繰り返し。なにより、大人になってからは、子どもの頃のように時間を忘れて本の世界に没頭するというような経験も減って、「もしかして、本も英語も、そんなに好きじゃないのかも」なんて思い悩む時期もありました。

楽しんで洋書を読めるようになったのは、ここ最近のこと。その経験から、洋書を読みたいという強い気持ちがあれば、誰でも洋書が読めるようになると考えています。(もちろん、そのためには少しの努力が必要ですが…。)

このブログについて

本も英語も、人の視野を広げ、大きな世界へ連れ出してくれるもの。私の家族は、海外志向が強かったわけでもなく、社会人になるまで外国に行ったこともなく、留学したり海外で仕事をしているような人も、身近にはいませんでした。そんな私が今、海外で働いているのは、これまでたくさんの本を読んで、広い世界に思いを馳せてきたからだと思っています。

本は、時間も空間も超えて、人を繋いでくれる。こんなにロマンチックで、奥深くて、面白いものなんて、なかなかないと思います。どんなに時代が変わっても、インターネットでなんでも調べられる時代になっても、人はやっぱり本を読む。このブログを通じて、これから洋書の世界へ飛び込もうとする人の役に少しでも立てたら、そして、同じように本を愛する人たちと繋がれたら、嬉しく思います。